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小林 洋昭; 熊谷 幹郎*; 高畠 洋一*
GLOBAL '93, 0 Pages, 1993/09
乾式群分離あるいは乾式再処理において用いられる電解精製法には、主にLiClとKClの溶融塩が用いられるがこの中にFPが残留することになる。このFPを含む塩が廃棄物となる。この塩廃棄物を酸化物にしガラス固化する方法が考えられる。この方法を実現するためには塩化物を酸化物にする技術が必要となる。その技術としてH3BO3と反応させる方法について検討を行ったので、結果について報告する。
佐藤 宗一; 西田 恭輔; 久野 祐輔; 舛井 仁一; 山内 孝道; 山村 修
GLOBAL '93, 0 Pages, 1993/00
再処理工場から排出される高放射性廃液からのアクチニド元素を回収することは、廃棄物処理処分の見地から数年来求められてきた。再処理工場では、アルゴンヌ国立研究所から提案されているOctly(phenil),N,N,diisobutyl carbomoly methyl phosphine oxide(CMPO)を用いて、アクチニド元素のような長半減期元素を他の核分裂生成物から分離するための検討を行ってきた。また、CMPOを用いて、東海再処理工場の高放射性廃液からアクチニド元素(U,Np及びAm)の分離試験を行った。本検討の結果、アクチニド元素の回収案として次の方法が提案できる。Npは、主プロセスの加温により、プロダクト流へ移行させる。また、他のアクチニドは、HAWよりもむしろラフィネート流からCMPO/TBP-ドデカンにより回収する。Npも場合によっては、上記CMPO/TBP-ドデカンプロセ
河田 東海夫; 野村 和則; 駒 義和; 根本 慎一; 小沢 正基; 富樫 昭夫
GLOBAL '93, 0 Pages, 1993/00
アクチニド元素の湿式分離プロセスとして、TRUEXプロセスの高レベル廃液への適用性を調べるため、試験研究を実施してきている。FBR再処理試験で得た実高レベルラフィネートを用いた連続向流試験では、アクチニド元素に対して103以上の除染係数を達成することができた。Pu及びRuの溶媒への有意な保持力のような注目すべき挙動が認められたが、ダブルスクラブ、高硝酸フィード、溶媒洗浄等、改良の見通しを得ている。CMPO-カチオン錯体による第3相の挙動についても調べている。コールド試験を通し、第3相生成・消滅の境界を実験的に求めた。
外池 幸太郎; 峯尾 英章; 竹下 功; 辻野 毅
GLOBAL'93,Future Nuclear Systems: Emerging Fuel Cycles & Waste Disposal Options, 0, p.555 - 562, 1993/00
現在、日本原子力研究所では、燃料サイクル安全工学研究施設(NUCEF)が、1994年の運転開始に向けて完成しつつある。NUCEFで計画されている研究は、核燃料サイクルにおける安全性の向上と、技術の高度化を目的としたものである。本発表では、高度化燃料サイクル・バックエンドにおけるコスト低減やプロセス技術の高度化等の新たな方向づけを述べ、これに関連したNUCEFの研究計画の概要を、臨界安全性研究、高度化再処理プロセスに関する研究及びTRU廃棄物処理・処分に関する研究に分けて説明する。また、NUCEFの主要な設備である2基の臨界実験装置、セル及びグローブボックスに収納されている実験装置を紹介するとともに、建設の進捗状況及び研究協力等の将来計画についても述べる。
高下 浩文; 原田 秀郎
GLOBAL '93, ,
長寿命放射性廃棄物の消滅処理について議論する、高出力密度達成可能な粒子燃料を用いた消滅処理システムによるTRUとFPの消滅処理を研究した。原子炉は安全面からわずかに未臨界にし、不足分の中性子は陽子加速器によるスポーレーション反応で補う。このシステムのTRU,FP消滅率を調べた。炉心パラメータを変化させ核特性を研究した。また、スポーレーション反応で生ずる中性子によるビーム窓及び、構造壁の放射線損傷を計算した。
若林 利男; 池上 哲雄
International Conference on Future Nuclear System; Emerging Fuel Cycles and Waste Disposal Options (GLOBAL '93), ,
マイナーアクチノイド(MA)を原子炉で消滅させるには、使用済燃料からのMA核種の分離抽出が必要となる。しかし、MAの一部の核種希土類元素(RE)とほぼ同じ挙動を示すため、使用済燃料からMAを分離する場合は、希土類元素も同時に抽出される。このため、MA消滅を検討する上で希土類元素の影響を評価する必要がある。REを含むMAを高速炉で消滅させる場合の基本特性(燃焼反応度、反応度係数、MA消滅率等)を、MA及びREの含有率、装荷位置(炉心、ブランケット)、燃料種類(MOX、窒化物)をパラメータとした解析により評価した。その結果、炉心にREを含むMAを添加する場合、MAの含有率は約5%、REの含有率は約10%が炉心特性限界になると分かった。また、ブランケットにREを含むMAを添加する場合には、REの含有率が20%程度でも、炉心特性に大きな影響を与えずMA消滅が可能となる。